一時的なステージ設置に

作業員

イベントなどで、出演する人を目立たせたり、周囲との境界線を作ったりするために必要なのがステージです。ただ、会場となる場所に、常にステージを設置していられるとは限りません。体育館や公民館、店舗の一角など、イベント時のみステージが必要で、イベントが終了したら平地に戻さなければならない場合は多いです。そのような時に活用できるのが折りたたみステージで、持ち運ぶことを考えて作られているため、一時的にステージを設けるのに最適です。そして、折りたたみステージは、使用しない時にはコンパクトなサイズにしておけます。したがって、大きな部品を使った組み立て式のステージよりも、収納スペースを小さくしたり、持ち運びを容易にしたりしたい場合にも活用可能です。

色々な構造をもった種類がある

男性作業員

折りたたみステージは基本的に、人が立つ天板部分と、それを支える足の部分で構成されています。そして、折りたたみの仕組みは製品によって様々で、特に足の構造に違いが出やすいです。閉じた状態から一気に広げられるライザーや、部品をバラバラに分解して束ねるタイプなどがあります。そして、天板はちいさな板によって組み合わせられていて、その板を取り外して重ねることでコンパクトになります。また、折りたたみステージの中には、天板と足が繋がっていて、テーブルのように足の部分を折りたためるようになっているものもあります。このタイプは足の長さに限界がありますが、部品を失くしてしまうリスクがありません。

状況に合わせたアレンジも可能

舞台

折りたたみステージには、同じ製品をいくつも繋げることができるタイプが多いです。そのタイプだと色々なアレンジが可能で、人数が多い場合にも対応できる広いステージや、ファッションイベントで活用可能な花道が設けられた形にできます。複数使用を想定した同じメーカー製であれば、ただ隣り合わせにするだけでなく、しっかりと固定できるものがほとんどなので、使用している内にズレてしまう心配もありません。したがって、組み合わせを考えるのであれば、同じ形状でなおかつ、固定機能が備わったものを選ぶと良いです。また、メーカー製品の中には、折りたたみステージと一緒に使用することを考えた、オプションアイテムも多いです。代表的なのはステージに上がるために欠かせないステップで、薄い形状でステップに引っ掛けるようになっていたり、ステージと同じように折り畳みができたりするものがほとんどです。その他にも、ステージの構造部分を隠すカーテンや、折りたたんだステージを収納するボックスなどがあります。それらを活用すれば、より合理的なステージ運用が可能となるでしょう。

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